Perfumeが2作目のMV集『Perfume Clips 2』をリリースした。
本作にはPerfumeが多くの変化に挑んできた歩みのすべてが刻まれている。
今回のインタビューでは、収録された全16作品のうち、“Spring of Life”、“Spending all my time”、“Magic of Love”、“STAR TRAIN”、“FLASH”にフォーカスを当てて、当時の心境や撮影秘話などを3人に語ってもらった。
以下、『ROCKIN'ON JAPAN』1月号に掲載のインタビューより、発言の一部をお届けする。
インタビュー=小栁大輔
年代を追うごとにどんどんクオリティが高くなっていって。ダンスもどんどんストイックになっていくというか。ちゃんと世界観があって、それぞれちゃんと別の人……3人なんだけど、別の世界の人がたくさんいる(かしゆか)
その場で生まれる奇跡をただただ待ってる。そういう時間がすごいあるから、すっごい時間かかるけど、その分、超いいものができる。(“Magic of Love”では) 逆再生の時も、降らすものをとにかく持ってきてて。これにする? これにする? これにする?みたいな。そういう面白さ、演者も楽しめる現場の雰囲気は確かにある(あ~ちゃん)
(“STAR TRAIN”は) 歌詞も歌詞だし、Perfumeのことを歌ってるってもうわかっちゃってたから。自分たちの曲だっていう、人生の曲だみたいな、そういう意識があって。その曲を、お互いの顔を見ながら歌うのはダメですね(笑)(のっち)
変わることへの恐怖よりは、変わることへの楽しさに思えてる。でもそれはたぶん変わらないものが根底にあるからできることだと思うんですよね。たとえば次が最後のシングルだよって言われたら、こんな挑戦できないと思うんです(あ~ちゃん)