故チェスター・ベニントンの検視結果が報じられる。薬物の影響や飲酒の痕跡などについて報告

故チェスター・ベニントンの検視結果が報じられる。薬物の影響や飲酒の痕跡などについて報告

7月に41歳で亡くなったリンキン・パークのフロントマン、チェスター・ベニントンだが、死後約5ヶ月を経てその検視結果が明らかになったことが「TMZ」をはじめとした海外メディアで報じられている。

「TMZ」の報道をもとに「Rolling Stone」などが報じたところによると、チェスターが自殺により死に至った際、アルコールは摂取していたものの薬物の影響下にはなかったという結果が出ているという。

「TMZ」では検視結果の報告書も公開されているが、その中にはチェスターの遺体が発見された部屋には飲酒をした痕跡があったこと、そして処方箋と共に半分に割られた睡眠導入剤の錠剤が置いてあったことなどが記されている。

初めて行われた検視の際にはチェスターの血液にMDMA(メタンフェタミン)の微弱な反応が認められるとも言われていたようだが、数回の検視を経た結果、自殺を図った際には薬物の影響はなかったという結論に至ったようだ。

なお、妻のタリンダによると生前のチェスターはリハビリに通っていたといい、半年の間アルコールと薬物の摂取を絶っていたのだという。さらに死の1ヶ月前には、チェスター自身が友人に対し半年間完全に素面であると発言していたことも報じられている。

また、チェスターによる遺書は発見されていないものの、チェスター自身の略歴が直筆により記されたものが見つかったことも警察により認められているようだ。この件に関する詳細は明らかにされていない。
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