ジョシュ・オム、ライブ中に女性カメラマンを蹴る。涙を浮かべつつ謝罪コメントを発表

ジョシュ・オム、ライブ中に女性カメラマンを蹴る。涙を浮かべつつ謝罪コメントを発表

現地時間12月9日に行われたライブ中、ジョシュ・オムがカメラマンのチェルシー・ローレンを足で蹴ったとして、その瞬間を捉えた映像と写真をカメラマン本人が公開。これを受け、ジョシュ・オムがクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの公式SNSアカウントを通して謝罪文を発表した。

ジョシュ・オムは9日、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジを率いて米ラジオ局「KROQ」主催の音楽イベント「KROQ Almost Acoustic Christmas 2017」に出演していた。

チェルシー・ローレンが公開した映像にはジョシュ・オムがチェルシーの方向に向かい、足を蹴り出す様子が映っている。公開された写真を見るとジョシュ・オムの目線がチェルシーのカメラのレンズに向いていることが分かる。

チェルシーはこのアクシデントにより、「首を痛め、目の上は内出血し、吐き気を催すような気持ちになっている」と明かし、「いかなる形でも暴力は許されない。アルコールもドラッグも言い訳にはならない。私は許可を得た場所に立っていただけ。規約を破ったわけでもないし、純粋に自分の仕事を全うしようとしていただけ」と訴えている。

「ジョシュ・オムとクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、ありがとう。お陰様で今夜は救急治療室で過ごさなきゃいけなくなったわ。まじでこんなことする奴がいるわけ?!」


これらを受け、ジョシュ・オムは以下のような謝罪文を発表した。

「昨夜、パフォーマンス中特有の興奮状態にある時、私はステージ上にある復数の照明機器や装置を足で蹴りました。そして今日、カメラマンのチェルシー・ローレンが持っていたカメラもその(蹴った物の)中に含まれているという情報を得ました。

それは意図的ではなかったけれど、本当に申し訳ないと思っています。私が自分の公演のために働いている人やその場にいる人達のことを意図的に傷つけようとすることは絶対にあり得ません。チェルシーがこの謝罪を受け入れてくれることを願っています。

ジョシュア・オム」

そしてこの謝罪文の発表後9時間ほど経ってから、ジョシュ・オム本人が謝罪のコメントを述べる動画がバンドのSNSで公開された。

動画の中でジョシュ・オムは「俺は人生の中でもたくさんの過ちを犯してきたが、今回のことはまさにその中のひとつになる。(中略)常々良い人間になりたいと思っているが、昨夜は間違いなく失敗を犯してしまった。俺の家族に対しても、バンド・メンバーに対しても不誠実なことをしてしまった」と涙を浮かべつつ、神妙な面持ちでチェルシーと自身の家族の面々、そしてメンバーへの謝罪を述べた。

そして動画の最後には「ちょっとしっかり考えないといけないと思ってる。だってロックンロールは最高のものだし、人々を助け、守るものじゃないと。傷つけるものじゃなくてね。チェルシー・ローレン、あなたが無事でいてくれていることを願っているよ。心から申し訳ないと思っている」とのコメントを残した。


ジョジュは観客の間での揉め事を目撃すると、しばしばステージ上から何らかの行動に出ることで知られており、過去「俺は昔からずっと、人が不当に暴行されるのを見るのがなによりも嫌いだから、こっちは“しゃべり”を使って、その暴行野郎に暴行をしかけようとするんだ。そういうこと何度もやったことあるよ」「たぶん、俺たちの観客から、人種差別的だったり、同性愛嫌悪的だったり、性差別的だったりするあほんだら連中を排除したいってことだと思うよ」と語っていたこともあった
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