毎週、高視聴率を叩き出したドラマ『過保護のカホコ』で演じた麦野初は、これまでにないアプローチで役づくりに挑んだという。
(脚本家の)遊川さんが現場に来てくださって、役のイメージの擦り合わせができたことは新鮮でした。(中略)何回もリハして、いろいろ意見をいただいて、『こうじゃない』『ああじゃない』って役を作っていけたのは、すごく濃密な時間でしたね
さらに、いよいよ最終回を控えた日曜劇場『陸王』で演じている茂木裕人は、竹内にとって「運命の役」と言っても過言ではないほど、竹内自身と共鳴するキャラクターだ。
今回、オーディションでこの役をいただいたんですが、これは絶対に自分がやるんだって自分の中では思っていました。自分もスポーツをやってきたから、スポーツ選手の生活や空気感は身近で感じてきた、という思いもあって。(中略)体で知ってるからこそ表現できるスポーツ選手の気持ちを出していきたいと思っていました
そのほかにも映画『帝一の國』、『THE LASTCOP/ラストコップ』や連続テレビ小説『ひよっこ』に出演した激動の一年を振り返り、現在の心境を明かした。
楽しめてる一年でしたし、すごく充実していました。(中略)今年はたくさんの人に知ってもらうことができたと思うんですけど、その分、みなさんが僕を見る目っていうのはどんどん厳しくなってくる。(中略)プレッシャーも少しありますが、でも、そういう今の状況ってやっぱり嬉しいですね。ずっと自分が目指していたことでもありますから
大ブレイクの渦中にあっても浮足立つことなく、今後は「今、僕のことを応援してくださってる人たちに新鮮な驚きをずっと感じてもらえるように成長したい」と語り、向上心を絶やすことのない竹内。来年、さらなる快進撃への期待が高まる、必読のテキストだ。