ソロとしてのファイナル・ツアー「No More Tours 2」の開催を控えているオジー・オズボーンが「Rolling Stone」のインタビューに答え、キャリア最後となるツアーへの心持ちを語っていたことが分かった。
今年の4月から2020年までの開催を予定しているファイナル・ツアーだが、オジーはその発表の際にも「これは僕の最後のワールド・ツアーにはなるけど、色んなところでちょこちょことライブをやる可能性は否めないね」とコメントしていた。
今回のインタビューの中でも「(音楽活動を)引退するわけじゃないんだ。『ツアーはもうやらない』っていうだけ。ワールド・ツアーについてはこれで最後になる」と述べており、あくまでも長期的なツアー活動を終えるだけで、音楽活動自体は今後も続けるという意志を明らかにしていたようだ。
「Blabbermouth」によると8人目の孫が産まれたばかりというオジーだが、インタビューの中では、ツアーを終えた後は家族との時間を過ごしたいとも以下のように語った。
これまでのキャリアの中で、色んなすばらしい経験をしてきた。本当に最高の旅だったよ。ただ、もう少しゆっくりやっていきたいってだけなんだ。
孫たちのおじいちゃんでいられることを楽しんでる。オズボーン一家の次の世代の成長を、これ以上見逃したくないんだ。
なお、ツアー後にはニュー・アルバムの制作に取り掛かる可能性もあるとして以下のようにも語っている。
8曲か9曲、楽曲の良いアイディアがあるんだよ。これが俺の仕事だから。「俺の仕事」っていうのは、「俺を掻き立てる情熱」って意味ね。ロック・バンドをやって、ショーに来てくれるお客さんのために演奏するっていうのは、人生の中で一番熱い恋みたいなものさ。
「No More Tours 2」の詳しい日程は、オジーの公式サイトで確認することができる。