ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーが、コーチェラ・フェスティバルの会場からラスベガスへ向かう飛行機で九死に一生を得た体験をしたという。
「The Quietus」によると、レズナーがバンドのコラボレーターであるアッティカス・ロス、そしてDJのベースネクターと共に飛行機に乗っていた際、急に飛行機が落下し始めたというのだ。
そして、この死が差し迫った状況の中で、レズナーは隣に座っていたベースネクターの方を向いたという。
ベースネクターが隣に座っていたことをあまり意識していなかったというレズナーは、「ベースネクターも同じ飛行機だったんだ。彼が隣に座った時、俺は最初誰だかわからなかったんだよね。でも、飛行機内で死が近づいてくる体験をすると、全てが変わってしまんだ」と説明。
しかし、飛行機が急降下する間、レズナーが手を握りしめ合っていたのはアッティカス・ロスではなくベースネクターだったのだという。
俺たちは、高度が戻る頃まで握りしめ合ってたと思う。今まで気にしたことなかったけど、今では飛行機に乗るたびに、俺は死ぬ可能性のあるアルミ缶に乗って飛んでるんだなって考えるんだよ。
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