ウルフ・アリスが今もロックバンドとして抱いている好奇心とは? 「物理的な距離とかハンデとかクリアにして、色んなところでプレイしてみたい」

ウルフ・アリスが今もロックバンドとして抱いている好奇心とは? 「物理的な距離とかハンデとかクリアにして、色んなところでプレイしてみたい」 - 『rockin'on』2018年11月号より『rockin'on』2018年11月号より

8月に開催された「SUMMER SONIC 2018」に出演するために来日したウルフ・アリス

『ロッキング・オン』11月号では、そんなサマソニ来日時にエリー・ロウゼル(Vo&G)とジョフ・オディ(G)に行ったインタビューの模様を掲載している。

サマソニで来日するまでに、ロシア、トルコといった、これまで訪れたことのない土地でライブを行ってきたというウルフ・アリス。
そんな初めての場所の中でも、中国でのライブは特に驚いたという。エリーが以下のように語ってくれた。

思った以上に大きな反応が返ってきて本当にびっくりっていうか……特に中国! そんなにお客さんが集まるとは思ってなかったんだけど、900 人も集まってくれて。自分達にとってもまったく未知の世界というか……中国は独自のSNSを使ってるみたいだから、向こうに私達のファンがどのくらいいるのかとか全然想像つかなかったし。それが自分達が思ってた以上にファンベースがあるって実感して、すごく感激した。

中国もそうだけど、普通だったらツアーの候補地から外されちゃう場所をあえて訪れることがすごく大事だと思って。ライブ・ミュージックは、すべての人に開かれてるべきものだと思うから。物理的な距離とかハンデとかできるだけクリアにして、色んなところでプレイしてみたいんだよね。


また、今年はクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジフー・ファイターズのツアーにも帯同したバンドだが、ビッグネームのアーティストたちとツアーを回って、一体どんなことを感じたのだろうか。

ジョフ:QOTSAと一緒にツアーできたことは、今までバンドをやってきた中で一番か二番目くらいに大きな経験になったかもしれないよ。大尊敬してるバンドが演奏する姿を毎晩生で観れて、しかも、毎回自分達の予想をはるかに超えるくらい圧倒的なステージなんだからね!

人間的にも本当に魅力的で人柄のいい人達でさ。バンドのメンバーもそうだけど、スタッフやまわりにいる人達が本当に気持ちのいい人ばかり。

エリー:そうなの! バンドが好きで、このバンドに関わってることが楽しくて仕方ないっていうのが伝わってきて! バンドを長くやってると色々あるし、難しいこともあるんだろうなあって思うじゃない? 自分も10年後も今と同じような新鮮な気持ちを持ち続けていられるかって訊かれたら、正直わからない。

でもQOTSAを観てると本当に、未来に希望が持てたっていうかさ(笑)。この先もバンドを続けていく上で、すごく勇気づけられたよね。


記事ではこの他、同じく10年代にデビューしたバンドや今現在の若いロックバンドを取り巻く状況についてや、最新アルバム『ヴィジョンズ・オブ・ア・ライフ』を引っさげたワールドツアー後のバンドの予定などについても語られている。

同時期にデビューしたバンドよりも、なぜウルフ・アリスはこんなにも魅力的なバンドとして活躍しているのか、その答えは『ロッキング・オン』11月号のインタビューを読んで見つけてほしい。



ウルフ・アリスのインタビュー記事は現在発売中の『ロッキング・オン』11月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以のリンク先より。

ウルフ・アリスが今もロックバンドとして抱いている好奇心とは? 「物理的な距離とかハンデとかクリアにして、色んなところでプレイしてみたい」 - 『rockin'on』2018年11月号『rockin'on』2018年11月号
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