現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』1月号には、12月19日(水)にサードアルバムをリリースするヤバイTシャツ屋さんが登場! こやまたくや(G・Vo)が「3枚目っぽいアルバム」と語る今作。バンドの決定打となりうるこの傑作は、いかにして生まれたのか? 3人がたっぷりと語ったロングインタビューをお見逃しなく。ここでは、インタビューから一部の発言をお届けする。
インタビュー=兵庫慎司 撮影=岩澤高雄
「ゆとりロック」っていう言葉が、「氣志團万博」の時に、煽りVで「ゆとりロック、ヤバイTシャツ屋さん」って紹介されて。「あ、ほんまや! 俺ら、ゆとりロックや」と思って、タイトルに付けたんです。『テンゴちゃん』とか出ててもそやけど、ゆとり世代代表というか、たぶんだらしない若者代表みたいな感じで出演者に選ばれてるんだと思うんですよ(こやま)
「いや、これ3枚目のアルバムやなあ!」って思った。1枚目、2枚目を経て、「自分たちのやり方見つけ出してきたなあ、3枚目っぽいなあ!」って。タンクトップ3部作の3枚目。まあ次も、タンクトップ4部作になると思うんですけど(こやま)
こやまさんのトゲの部分が出てるな、というか。自分で聴いてても、なんかヒリヒリするというか。「若干怒られてるんじゃない? 俺」みたいな、自分自身もこやまさんのトゲにチクチク刺されているような感覚がするというか(もりもと)
最初、何曲か作ったんですけど……ラブコメ映画のエンディングって思って作ったんですよ。これめっちゃええ曲や、ヤバTが歌ってなかったとしたら100点満点の曲やけど、これヤバTが歌ってたら0点や(笑)、みたいな曲ができて(こやま)
つんく♂さんの曲がいちばん王道なんですよ、私の中で。遊びでギターとかで弾くのも、ハロプロの曲ばっかりなんですよ。だからもう、そこが自分の中心世界になってるんですよ(しばた)