デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズ、父ボウイの伝記映画に難色。「遺族が承認していない映画を観るかは観客次第」

デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズ、父ボウイの伝記映画に難色。「遺族が承認していない映画を観るかは観客次第」

デヴィッド・ボウイの息子で映画監督のダンカン・ジョーンズが、製作が予定されているボウイの伝記映画『Stardust』についてコメントしていることがわかった。

『Stardust』ではボウイのペルソナであるジギー・スターダストの創造にインスピレーションを与えたと言われている、1971年の初渡米時のボウイの旅が中心に描かれ、英俳優ジョニー・フリン(『恋愛後遺症』)がボウイ役に決定したことが報じられたばかりだ。

「NME」によると、ジョーンズは同作がボウイの遺族の承認なしに進行中で、ボウイの音楽を映画で使用する同意も得ていないことコメントしているという。

ジョーンズは、「遺族が、いかなる伝記映画にも音楽著作権を許可していないことは確かだ……。(もし承認されていたら)自分も知っているはずだから」とツイート。

続けて、「この映画が製作されないと言っている訳ではない。正直なところ自分も知る由がない。現状ではこの映画に父の音楽は使用されないし、その点が変わるとは思えない。もし父の音楽や遺族が承認していない伝記映画を見たいなら、それは観客次第だ」とも投稿していたとのことだ。

『Stardust』は6月より撮影開始を予定しており、ボウイの妻アンジー役には『ハンガー・ゲーム』のジェナ・マローン、ボウイの広報担当者役には『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』のマーク・マロンが決定している。
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