デヴィッド・ボウイ、60年代の未公開デモ音源がオークション出品へ。一部楽曲が公開

デヴィッド・ボウイ、60年代の未公開デモ音源がオークション出品へ。一部楽曲が公開

デヴィッド・ボウイの1960年代に録音した未公開デモ音源を含む4曲が、オークションに出品されることが明らかとなった。

The Guardian」によると、このオープン・リール・テープには1966年~1967年にかけて録音された“Funny Smile”、“Bunny Thing”、“Pussy Cat”、“Did You Ever Have a Dream”が含まれるという。

この4曲は本来、デビュー・アルバム『デヴィッド・ボウイ』に入るはずだったが、最終的には収録されなかったものだそうだ。


オークションは、現地時間5月21日に英マージーサイド州、ニュートン・ル・ウィローズにあるOmega Auctionsで開催される予定で、テープは1万ポンド(約144万円)以上で落札されるのではないか、と予想されている。

ボウイの専門家であるPaul Kinderは“Bunny Thing”について、「ドラッグを密輸するウサギについてのビート・ポエム」だと解説。

“Funny Smile”は「非常に斬新でキャッチーなR&Bナンバー」、“Pussy Cat”は「(コックニー訛りを真似た)モックニーを全面に出した、一風変わった音楽ホールで演奏されたような演出がなされている」と表現し、「ボウイのファンにとって、これらのトラックは聖杯的な存在の未発表音源だ」とコメントしたという。

また、“Did You Ever Have a Dream”のみ、1981年のコンピレーションアルバム『Another Face』に収録され、リリースされているとのことだ。

なお、『ロッキング・オン』6月号では、アルバム『ステイション・トゥ・ステイション』を発表し、その後行われた「Isolar Tour」の間に行われた、ボウイが当時29歳だった頃の貴重なインタビューを掲載している



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