ロバート・プラントが、2007年12月に実現したレッド・ツェッペリンの再結成ライブは、2005年に開催されたチャリティ・コンサート「Live 8」でのピンク・フロイドに影響されたと語っていることがわかった。
2007年12月10日、プラントとジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズが再結成を果たしたのは、アトランティック・レコード創始者であるアーメット・アーティガンの追悼コンサートでのこと。
これは1980年にドラマーのジョン・ボーナムが逝去して以来はじめての再集結で、ドラムはジョンの息子であるジェイソン・ボーナムが務めた。
「Planet Rock」のインタビューを報じた「Blabbermouth」によると、そのライブについてロバートは、次のように語っている。
「Live 8」でピンク・フロイドがやったことが気に入ってね。1回限りってのとチャリティーのためっていうところだ。
ツェッペリンが、アーメットのためにチャリティ・コンサートでやった時も同じだったんだ。バンドはアーメットとずっと親交があったし、もし再結成をする理由があるならこれしかないってね。
でも、それを次の夏にやって次も……って考えると、じんましんが出てきそうだけど。
そして、2017年にロバートは「Rolling Stone」のインタビューでその再結成ライブについて、「ライブは素晴らしかった。バンドは再結成に腰が引けてたが、あの夜はホームランを打ったようだったよ。バンドが思ってた以上に上手くいったんじゃないかな」とコメントしている。
なお、デビュー・アルバムをレコーディングしてから50周年となることを記念して、新たなドキュメンタリー映画が製作されている。