現在デビュー・アルバム『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』を引っさげてツアー中のビリー・アイリッシュだが、そのツアー会場内に有権者登録所を設置することを明らかにした。
アメリカでは選挙に参加するためには、事前に登録して有権者の資格を得なければならない。
「Grammy」によると、ビリーはHeadCountという、ミュージシャンと協力して人々に選挙へ行くよう促す組織とタッグを組み、米ツアーに参加したファン達が2020年の選挙に行くよう働きかけているという。
HeadCountはカンザス、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴでのビリーのコンサート会場で登録ブースを設けるとのこと。
また、ロサンゼルス市長とも協力し学生達に事前登録をするように働きかけているという。
「Billboard」によると、ロサンゼルス市長のEric GarcettiはFacebookにビリーとの動画を投稿。ロサンゼルス及びその近郊の学区にある高校内で、事前登録のイベントを行うすべての高校に、ビリーのライブが当たる抽選に参加できる権利が与えられるという。また、18歳未満であっても16歳以上であれば事前登録が出来ることから、ビリーもすでに事前登録を済ませたと報告し、以下のように話した。
私達は若者として、変化を作り出すために自分たちの力を使わないといけない。投票所に行くときが、将来誰がアメリカを引っ張っていくかを決める瞬間なんだ。
ビリーは過去に、「世の中の人達は、若者の初めて経験することに対するパワーを過小評価している。若者はシカトされ続けてるし、最悪だよ。全部知ってるのに」と話していた。
ビリー・アイリッシュのインタビュー記事は現在発売中の『ロッキング・オン』7月号に掲載中です。
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