「Blabbermouth」によると現地時間7月31日、ジョー・エリオットの誕生日である8月1日の前日にカナダのカルガリーで行われたライブで、ジョーがメンバーとファンと一緒に60歳の誕生日を祝ったという。
その様子を捉えた動画では、サプライズでギタリストのフィル・コリンが「明日はジョーの誕生日なんだ」とファンに声をかけ、メンバーとファンが一緒に“ハッピー・バースデー”を合唱。誕生日ケーキを手にしたスタッフもステージに現れ、会場は大きな盛り上がりを見せていた。
そして還暦を迎えたことについて、ジョーはステージで次のようなコメントをしている。
クソ。明日60歳になるのか。今でも60歳になるなんて信じられない。15歳だった頃は、60歳なんてすごい年寄りだと思ってた。俺のじいさんが60歳だった時はいかにもおじいちゃんって感じだったし、ロックスターじゃなかったしな。
続けて、60歳を超えてもロックし続けている世代のアーティストに向けて、感謝の言葉も述べていた。
時代は変わったな。年寄り世代のために戦い続けてくれてるミック・ジャガーやポール・マッカートニーのおかげだ。彼らに比べたら俺たちは赤ちゃんみたいなもんだ。だから平気さ。歌をありがとう。みんなが歌ってくれて、今まで聞いたなかで最高の誕生日ソングだったよ。
なお、デフ・レパードは10月12日まで北米ツアーを続け、テネシー州マンチェスターで開催されるフェスティバル「EXIT111」で幕を閉じる予定だ。