キッス、フェアウェル・ツアー最終公演には存命する元メンバー全員が参加? バンド・マネージャーが明かす
2019.11.07 19:20
現在行っている「END OF THE ROAD WORLD TOUR」の最終公演地を発表したキッスだが、そのツアー・ファイナルに存命している元メンバー全員が参加する計画が進んでいるそうだ。
「Ultimate Classic Rock」によると、キッスのマネージャーを務めるDoc McGheeは、現地時間2021年7月17日にニューヨークで行なわれる最終公演に参加する気があるかどうか、存命している元メンバー全員に連絡を取ったと明かしていたとのことだ。
バンドがアプローチしたのは、キッスの創設者の一人でリード・ギタリストだったエース・フレーリー、オリジナル・ドラマーのピーター・クリス、80~90年代にかけてリード・ギタリストだったブルース・キューリック、そして2代目リード・ギタリストを務めたヴィニー・ヴィンセントの計4名。
バンドのクルーズ・イベント「Kiss Kruise」で行われたQ&AでMcGheeは「エースとピーターは、いつでも来てバンドとプレイ出来るように招待されている」とコメントしていたが、同時に彼らが参加したらギタリストとドラマーが2人になるため、どのように最終公演を進めるべきか試行錯誤しているとも述べていたそうだ。
すでに亡くなった元メンバーには、1980年から1991年までドラムなどを務めたエリック・カー、1984年の『アニマライズ』でギターを務めたマーク・セント・ジョンがいる。
キッスは、すでに決まっているスケジュールに加えて約90公演を行う予定で、その追加公演の日程を近いうちに発表することも明かし、バンドの公式サイトでは最終公演までの残り時間を告げるカウントダウンが始まっている。
なお、キッスは12月に来日し、仙台、東京、盛岡、大阪、名古屋で5公演を行う予定だ。