昨年12月にレッド・ホット・チリ・ペッパーズから脱退したジョシュ・クリングホッファーが、バンドから脱退した具体的な経緯について、初めて公の場でコメントしたことが明らかとなった。
「Consequence of Sound」によると、米ポッドキャスト番組『WTF with Marc Maron』に出演したジョシュは、脱退はシンプルな決断でバンドにも自分にも反目はないとして、次のように語っていたという。
バンドでギタリストの座は間違いなくジョン(・フルシアンテ)の場所だからね。彼のためにも良かったと思うし、戻って嬉しいよ。
続けて、ここ数ヶ月、ジョンとフリーがジャムっていたことを知っていたというジョシュは、自分が抜けることはショックだったが驚くことではないと受け止めており、「ジョンとフリーは音楽的な共通言語を持ってる。僕は2人が共有する歴史には敵わないからさ」とも語っていたそうだ。
そして、脱退についても直接メンバーから伝えられたと、その時の状況を明かしている。
自転車でフリーの家に行ったんだ。メンバーに「本題に入るよ。バンドに戻って来るようジョンに頼むことに決めた」と言われて、ただ俺は静かに座って「驚きはないよ」と答えた。「みんなと一緒に、音楽的にもクリエイティブ的にも絶対に不可能だろう何かが出来たら良かったのにな」と言うことしか思いつかなかったよ。
このインタビューの前にジョシュは、「Ultimate Guitar」の取材で「バンドやジョンについて、今はどんな気持ちですか?」と問われると「特にないよ。僕からはね」と答えていた。