ザ・ストロークス、7年ぶりのAL発売を祝して――稀代のロックンロール・バンド復活作を語った秘蔵インタビューで不変不滅のコアを読み解く

ザ・ストロークス、7年ぶりのAL発売を祝して――稀代のロックンロール・バンド復活作を語った秘蔵インタビューで不変不滅のコアを読み解く - 『rockin'on』2020年4月号より『rockin'on』2020年4月号より

まるでひとつの独特な話し方みたいな、このバンドならではのリズムがある。それが消えてなくなることはないだろう


7年ぶりのニュー・アルバム『ザ・ニュー・アブノーマル』を引っさげ、ついにザ・ストロークスが還って来る!しかもそれは確信に満ちたカムバックになるはず。

何故って、捻くれたセンスが炸裂したタイトルにも、バスキアのペインティングを採用したジャケットにも、先行シングル“アット・ザ・ドア”の予想の斜め上をいくパラレルSFサイケデリックにも、とことんクールでアーティで思いっ切り天邪鬼、そして今も昔も最高のロックンロール・バンドであるストロークスらしさが炸裂しているからだ。

もちろん、7年に及ぶ長期ブランク中には困難もあっただろう。ソロ・ワークに勤しむ彼らの姿が焦れったかったのも事実だ。しかし、それでも必ず5人が戻って来ると信じて待つことができたのは、バンド崩壊の危機を乗り越え、再び強い絆で結ばれた彼らの「過去」を知っているからだ。

そんな過去の成果が前々作『アングルズ』(2011年)であり、今回の記事では当時の彼らがまさに直面していた危機の数々と、そこからの再生の軌跡が赤裸々に語られている。

本記事を改めて読むと、ストロークスが2020年代の幕開けと共に戻ってきたことが必然だったと思えるはずだ。(粉川しの)



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ザ・ストロークス、7年ぶりのAL発売を祝して――稀代のロックンロール・バンド復活作を語った秘蔵インタビューで不変不滅のコアを読み解く - 『rockin'on』2020年4月号『rockin'on』2020年4月号
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