今年の10月9日に80歳のバースデーを迎えていたはずのジョン・レノンの生誕を祝して、英BBCが特別番組を製作。息子であるショーン・レノンがポール・マッカートニーと後見人(ゴッドファーザー)であるエルトン・ジョン、異母兄のジュリアン・レノンにインタビューしたことがわかった。
「Consequence of Sound」によると、『John Lennon at 80』と題された2部構成のラジオ特別番組でショーンは3人にインタビューを行った。同番組は現地時間10月3日(土)と4日(日)の21時~22時にBBC Radio2で放送される予定だ。
そのインタビューでポールはジョンとの出会いについて、次のように語っているという。
「今ではファンのように振り返ってるよ。バスから降りてきた奇妙な不良少年と出会えて、なんてラッキーだったんだってね。ジョンは僕と同じように音楽を演奏し、僕たちは一緒になってお互いを補い合ってたんだ!」
また、ポールはジョンと作曲するうえで、いかに二人のケミストリーが変化していったかについても触れ、「あまり良くない曲もいくつかあったよ。明らかに若いソングライターたち(ジョンとポールのこと)は、どう曲を書くかわかっていなかった」ともコメントしている。
一方のエルトン・ジョンは、ザ・ビートルズのアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を買うために、自転車で約12キロの道のりを走った想い出を披露。
初めてジョンと会ったときのことを振り返り、「君のお父さんに会ったとき、僕は彼をずっと知っているかのように感じたよ。それが彼への最大の賛辞だ」と語っていたそうだ。