ゲイリー・ニューマン、東京の寿司屋でフレディ・マーキュリーからビッグマックを奢られた想い出を振り返る

ゲイリー・ニューマン、東京の寿司屋でフレディ・マーキュリーからビッグマックを奢られた想い出を振り返る

ゲイリー・ニューマンが、海外で10月22日に出版された自叙伝『(R)evolution: The Autobiography』に、クイーンのメンバーと一緒に東京の高級寿司店へ行った想い出を綴っていることがわかった。

LOUDER」によると、クイーンが来日した際、ゲイリーは東京公演へ足を運んで一般席にいたものの、自分のファンに気付かれてちょっとした騒動になってしまったのだという。

その事態を目にしたスタッフがゲイリーをバックステージへ連れて行き、ゲイリーがクイーンのメンバーに事情を説明すると、メンバーは快く彼を招き入れてくれたとのこと。

ライブ後、ゲイリーはクイーンのメンバーと一緒に高級寿司店でディナーを共にしたが、寿司が苦手なゲイリーが手を付けずにいると、その様子を見たフレディに声を掛けられたそうだ。その時のことを次のように綴っている。

「しばらくするとフレディ・マーキュリーが来て、『おや、食べてないね。どうしたんだ?』と尋ねてきて、私は『僕のことは気にしないで。ここにいることが信じられなくて。クイーンの大ファンなんだ』と答えると、フレディに何を食べたいか訊かれたから、私は『マクドナルドだけど……。気にしないで。後で食べるから』と伝えた。

その15分後にリムジンが外に到着して、運転手がマクドナルドの袋を持って出て来たんだ! こっそりとフレディはマネージャーと言葉を交わして日本円をいくらか渡し、私は東京の高級寿司店でクイーンと一緒にマクドナルドを食べたんだ! 私は大スターに会って超感激していたが、彼らは皆、とても素敵で地に足が着いた人たちだった」


その出来事の前にもゲイリーは、16歳だった頃にロンドンのレインボー・シアターでクイーンの出待ちをしているときに、メンバーに会ったことがあったそうだ。他のバンドは会場から出るとすぐにリムジンへ直行してしまうが、クイーンはファンにサインをしたり会話をしていたとのことで、ゲイリーはファンを大切にするメンバーをできるだけ見習うようにしていると自叙伝で回想していた。



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