ザ・キラーズ「レッド・ツェッペリンとニルヴァーナを引きずりおろしたい」

ザ・キラーズがアメリカの音楽ファンに真っ向から挑戦状を叩きつけた。レッド・ツェッペリンとニルヴァーナを「王座から引きずりおろす」と宣言したのだ。

彼らは現在北アメリカツアーの真最中。フロントマンのブランドン・フラワーズは、このツアーがイギリスですでに達成したような成功をアメリカでも勝ち取るためのいい機会だと考えているとNME.COMに語った。だが、そのためにはまずアメリカ人の音楽に対する偏見に打ち勝たなければならないという。

「俺たちはイギリスではよく分からない受け入れかたをされた。でもそれはそれでとても素晴しいことだ。でもここ(アメリカ)では、みんなまだレッド・ツェッペリンやらニルヴァーナやらに取り付かれていて、他のバンドが全然伸びてこないんだ。……それは俺たちだけじゃないよ。王座に据えられた人々の影響力によって抑えつけられ、閉じ込められた優れたバンドがいくらでもいるんだ。そういうのにはうんざりしたよ、わかるだろ? 全部引きずりおろしてしまいたいね。でもアメリカ人はそういう態度が気に食わないんだ。まるで他の誰かがそんな大物になれるなんて信じていないかのようにね。……俺たちが優れた曲を何曲作り、優れたライブを何度したかなんて全然関係ないんだよ。でもそんな状況を崩しつつあるとは思う。一番新しいアルバム(『デイ&エイジ』)では目に見える動きがあったしね。だけど俺たちのヨーロッパでの人気に比べたらまだ全然だね」

この夏のフェスティバルでの計画、ザ・キラーズの今後のリリース予定なども語ったブランドン・フラワーズのインタビュー全文は、今週号のNMEに掲載されている(英語)。

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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