約2年ぶりのニューアルバム『図鑑』のリリースを控えているゆず。今、ゆずは唯一無二なものを作ろうとしてるし、
唯一無二な存在になろうとしてる感じがします
でも今号は、最新配信シングル“Chururi”をフィーチャーする。
昨年の夏にリリースされて、Kアリーナ横浜のこけら落とし公演「HIBIKI」でのパフォーマンスも衝撃だった“ビューティフル”も、ゆずの全く新しい形のアンセム。この“Chururi”の日常に寄り添うような手触りは“ビューティフル”とは一聴すると真逆。だけど、実はポップ・ミュージックの魔法で目の前の世界を塗り替えてみせるという確信の一手という意味では同じ。いや、その確信の深まりを妥協なく形にしてみせたのが、この“Chururi”なのだ。
たぶん『図鑑』以降のゆずは、僕らが今まで知っていたゆずとかなり違う。でも、それがかなりワクワクする「違う」だということを、このインタビューから感じてとってほしい。(古河晋)
インタビュー=古河晋 撮影=川島小鳥
(『ROCKIN'ON JAPAN』2024年8月号より抜粋)
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