現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』8月号にSEKAI NO OWARIが登場!周りにすごい優秀なスタッフがいてくれるけど、俺たちの音楽はまず4人で完結させようっていう原点に立ち返ることで、僕は僕のニュートラルを探している(Fukase)
あの『Habit』から1年――ニューシングル『ターコイズ/サラバ/バタフライエフェクト』を巡る前後上下左右の真実含めて赤裸々に語る独占インタビュー
インタビュー=古河晋 撮影=Maciej Kucia
今回のSEKAI NO OWARI取材は、個人的に久々にインタビューをするというのもあって、ニューシングル『ターコイズ/サラバ/バタフライエフェクト』を軸にしつつ、多面的にいろいろなことを訊いた。今のスタッフとの関係性、1年前のシングル『Habit』の大ヒットをどう受け止めたのか、ニューシングル収録曲それぞれを作るうえでのせめぎ合い、今まさに作っていてかなりの手ごたえを感じているという新曲のことまで。そして結論、SEKAI NO OWARIは、ますますややこしく、ますます面白いバンドになっている。それは今の時代と生き写しでもあり、裏写しでもある、ポップにやばいバンドとしての面白さだ。バンド内においても、スタッフとの関係においても、ファンとの関係においても、社会や世界との関係においても、それぞれにポップでやばい面白メカニズムがある。今の時代におけるSEKAI NO OWARIというバンドの、その音楽の、その存在としてユニークで強烈な意味をここからさらに掘り下げていこうと思っている。(古河晋)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年8月号より抜粋)
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