【JAPAN最新号】YOASOBI、2人が開いた日本と世界を貫く「音楽の扉」とは何だったのか? “夜に駆ける”から“アイドル”まで――革命の10曲! そして最新章を語る

半分冗談、半分本気ぐらいで、「“アイドル”が売れなかったらYOASOBI解散かな」と思ってた。
でも自分の実力を甘く見てましたね。「もっとすごかった。ここまで柔軟に世界のことを考えていいんだ」って

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』11月号表紙巻頭にYOASOBIが登場!

YOASOBI、2人が開いた日本と世界を貫く「音楽の扉」とは何だったのか? “夜に駆ける”から“アイドル”までーー革命の10曲! そして最新章

インタビュー=古河晋 撮影=矢吹健巳(W)


言うまでもないことだけれど改めて、声を大にして言う。
YOASOBIは日本の音楽を変えた。そして世界の音楽を変えつつある。
破格の才能と、音楽に対するどこまでも純粋かつ機能的な姿勢によって革命の楽曲を生み出し続けている。
ここ数十年の中でも最重要アーティストと呼ぶべき存在、それがYOASOBIだ。
2019年に彗星のように登場し、2023年、既にこの1年をぶっちぎりで代表しているヒット曲“アイドル”を含む最新EP『THE BOOK 3』をリリース。
その間に、様々な紆余曲折のあったYOASOBIというグループの物語の真髄に、どうすれば迫ることができるか?
考え尽くして出た答えが、とにかく世界中の多くの人に聴かれているYOASOBIの10曲を選び、それぞれの楽曲を主役に据えてインタビューをするというものだった。
結果、楽曲を主役に話を訊いているのに、不思議なことにAyaseの、ikuraの、そしてチームYOASOBIのスタッフの、YOASOBIの音楽と共に生きた時間に直に触れることができた手応えがあった。
また今回のフォトセッションも本当に長い時間、スタジオに籠もって、ふたりとコラボレーションするように楽しみながら写真を撮っていったのだが、それはYOASOBIの音楽に導かれてものを作っているような不思議な体験だった。
スケールの大きな話になるが、今、この時代において音楽の持つ意味はどう変わりつつあるのか? 最新型のYOASOBIは、それをどう体現しているのか? そんなことを、この渾身のYOASOBI特集を手にしたみんなと一緒に考えたいと思っている。(古河晋)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年11月号より抜粋)


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