現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』11月号にめ組・菅原達也が登場!曲を作る時、自分のことを棚に置いて作るところがあって。
そのやり方が正しいと思っていたけど、新曲は感情のままに作ったら、
いいものができて、「そういう動機もありなんだ」って思えた
照れ屋の天才ポップ職人が素直に打ち明けた新曲“咲きたい”の眩しさよ!
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=川島小鳥
いつもは曲と歌詞だけで見事にキュートな世界を完結させるめ組だが、今回のシングル“咲きたい”は素直な思いをそのまま投げかけてくるような直球の(つまりめ組にとっては変化球の)楽曲になった。聴いている僕らも何かを投げ返したくなるような、そんな気持ちになる楽曲。才能があり余っていつも先回りして曲の最後で待っている菅原達也が、今回は隣で一緒に走っているようなそんな感覚になるのだ。
普通の人の日常的な思いをスタンダードなビートとメロディで届ける歌。菅原達也独自の視点と感性という特権に逃げず、ノーマルな表現の中でどうめ組を成立させるかに挑戦している。新しいめ組の名曲の誕生だ。(山崎洋一郎)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年11月号より抜粋)
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