先日のMTVムービー・アウォードでコメディアンのサシャ・バロン・コーエン扮する映画のキャラクター『ブルーノ』がエミネムの膝の上に「不時着」した事件について、あれは演技だったとエミネムが明かした。計画がうまく運び、心底愉快だったそうだ。
RapRadar.comの取材に対してエミネムは、臀部を丸出しにしたコーエンがエミネムの上に落ち、怒ったエミネムが退場するという出来事が周到に準備された芝居だったことを認めた。数ヶ月前からの計画だったという。
「俺たちが2人ともヨーロッパにいたときにサシャから電話があって、ムービー・アウォードで面白いことをやらかそうという話を持ちかけてきた。俺はサシャの映画の大ファンだったから、そのギャグに協力することにしたのさ」とエミネムは言う。
「練習のときよりかなりうまくいって、ゾクゾクしたね。あれで相当多くの人がカンカンになった。きつく説教されたよ」
セレモニーから立ち去ってホテルに戻ったエミネムは、「腹をかかえて3時間は笑ったな。テレビで見てからは余計に面白くなっちゃってさ」
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
エミネム、『ブルーノ』事件は演技だった
2009.06.04 19:05