アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーによる新バンドがついに本格始動!

アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーによる新バンドがついに本格始動! - ザ・ラスト・シャドウ・パペッツザ・ラスト・シャドウ・パペッツ

2005年のデビュー以来、前代未聞の快進撃を続けるUKナンバーワン・バンド、アークティック・モンキーズ。昨年はフェス史上最速最年少でサマーソニックのヘッドライナーを務め、まだ平均年齢22歳という事実さえ忘れそうになる程の活躍ぶりをみせている。

そんなアークティック・モンキーズのフロントマン&メイン・ソングライターであるアレックス・ターナーによる新バンド(写真)が、今春本格始動する。

昨年から、アレックスが盟友マイルズ・ケイン(元リトル・フレイムズ/現ラスカルズ)とともにレコーディングにとりかかっていることなどが伝えられていたが、この新プロジェクトの全貌がついに明らかになった。

アレックスとマイルズ・ケインからなるこの新バンドは、その名もザ・ラスト・シャドウ・パペッツ(The Last Shadow Puppets)。デビュー・アルバム『The Age Of The Understatement』は、日本先行で4月16日にリリースされる。

以前から何か一緒にやりたいねと話していたこのふたりが、ようやくその時間を見つけたのは2007年の夏。お互い忙しいスケジュールの合間を縫ってフランスへと向かい、ナント近郊のBlack Boxスタジオで2週間にわたりアルバム・レコーディングを敢行。アークティック・モンキーズのセカンド『ワースト・フェイヴァリット・ナイトメア』に続いて、プロダクション(とドラムス)にはシミアン・モバイル・ディスコのジェームス・フォードを迎えている。また、カナダ・インディ界の超新星として注目を集めるオーウェン・パレット(ファイナル・ファンタジー/アーケイド・ファイア)もゲスト参加。後日ロンドンで録音された、22ピース編成のロンドン・メトロポリタン・オーケストラのアレンジを担当したとか。

今回のアルバムに関して、最も影響を受けたアーティストとしてスコット・ウォーカー、初期デヴィッド・ボウイ、デイヴィッド・アクセルロッド等の名前を挙げているふたりだが、完成したそのサウンドは、ドラマティックで壮大で、とにかく楽しい内容になっているもよう。プレス・リリースによれば、時にエネルギッシュに、また時に哀愁たっぷりに熱唱するアレックスの歌声はアークティックの時とはまた違った表情をみせるという。とはいえ、「アークティック節」とも呼べるアレックスのメロディ・センスはもちろん健在で、22歳の若者ならではのウィット&ユーモアも随所にちりばめられているそうだ。

アレックスが「ただのサイド・プロジェクトじゃなくて、新しいバンドだ」とコメントするザ・ラスト・シャドウ・パペッツ。当代随一の人気バンドのフロントマンが力を注ぎこむプロジェクトということで、今後の動向も注目です。

デビュー・アルバム『The Age Of The Understatement』のトラック・リストは下記のとおり。

1.The Age Of The Understatement
2.Standing Next To Me
3.Calm Like You
4.Separate and Ever Deadly
5.Chamber
6.Only The Truth
7.My Mistakes Were Made For You
8.Black Plant
9.I Don’t Like You Any More
10.In My Room
11.Meeting Place
12.The Time Has Come Again
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