MGMT新作ジャケ写 デザイナーが語る

MGMT新作ジャケ写 デザイナーが語る - 『コングラチュレイションズ』『コングラチュレイションズ』

4月7日リリース予定のMGMTの2ndアルバム『コングラチュレイションズ』。昨日公開されたこの新作のジャケットについて、デザインを手がけた50歳のアーティスト、アンソニー・オースギャング(Anthony Ausgang)が語っている。

ウェブサイトBoing Boingのインタビューで、彼はアートワークを担当することになった経緯についてこう話している。「MGMTはマリブの屋敷で『コングラチュレイションズ』をレコーディングしていたから、そこに何度か様子を見に行った」

「僕はミュージシャンじゃないから手持ち無沙汰になることもあって、のんびり紙に絵を描いたりしていた。帰るときにも置きっぱなしにしてね。バンドとはウマが合ったし、自分の『ヴァケイション・フロム・リアリティ』という本を渡したりもしたよ。後になってレコーディングが終わると、ソニーのアート・ディレクターをやっているジョシュ・チューズから連絡があった」

彼はジャケットに関して明確な考えを持っていたMGMTの2人のことを称えている。「一番重要なことは、MGMTが僕の描画スタイルの『見た目そのもの』を必要としてくれて、絵に対する条件を2つ3つしか出してこなかったことだね。もちろん制作にいくらか時間はかかったけど、彼らは常に冷静な目を持っていた。絵画を依頼する人の多くは自分がどんな作品は嫌かということしか知らないものだけど、幸運にもMGMTは自分たちが欲しているものを知っていたし、僕自身のやり方でやらせてくれたんだ」

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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