カナダの誇るハードコア・バンド、ファックト・アップだが、イべントのスポンサーだったスリラー・エナジーという栄養ドリンク会社を自身のブログでくそみそにこき下ろし、訴訟に持ち込まれている。

ファックト・アップはジェイ・マスキスらとアメリカ・テキサス州オースティンで行われた3月20日のサウス・バイ・サウスウェストに出演したのだが、このステージのスポンサーになっていたのがスリラー・エナジーだった。

運営そのものに疑問を感じたバンドは、ついつい好きでもないドリンク剤のスポンサーシップを受けてしまったのが失敗だったと、ブログでドリンクや担当者をこき下ろすことに。「スリラー・エナジーは口先だけの嘘八百な会社だ！」とまで言い切り、そのドリンク剤も「身体に流し込める液体としては最悪の代物だ」と言及。さらにスポンサーの担当者については「ゴミ用のバケツに氷をためて冷やした缶を客に配ってたちんけな野郎」と説明。

これに対してスリラー・エナジーは裁判所に訴訟を起こし、賠償金の算定を要求。さらにニック・フェンストルという従業員が「精神的な痛みと激しい怒りに悩まされ、今もさいなまれている」と訴えているという。

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