ポール・マッカートニー、観客350名の超プレミアム・ショウ

ポール・マッカートニーが、7月5日(現地時間)iTunes Festivalに出演した。iTunes Festivalは、ロンドンのICA(Institute of Contemporary Arts)にて、7月1〜31日の1ヵ月間連続で60組以上のアーティストが、抽選で選ばれた350名の観客を前にコンサートを行なうというもの。7月1日にはMIKA、2日はクラウデッド・ハウスとジャスティン・ノズカ、3日はトラヴィスとThe Hoosiers、4日はブラック・レーベル・モーターサイクル・クラブ、ナイン・ブラック・アルプスがパフォーマンスをしている。

大歓声に迎えられ登場したポールは、“カミング・アップ”でショウをスタート。最新アルバム『追憶の彼方に〜メモリー・オールモスト・フル』の“ダンス・トゥナイト”“ザット・ワズ・ミー”のほか、ウィングス時代の“ジェット”、ビートルズ時代の“ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード”“ブラック・バード”“ゲット・バック”“ヘイ・ジュード”など、全25曲を披露した。

ポール・マッカートニーのツアーのほか、ブラック・サバス/ジョージ・マイケル/エイミー・ワインハウスらのツアーのモニターエンジニアを務めたジョン・ロデンが先週亡くなったが、ポールは、彼に対する追悼の意を表し“レット・イット・ビー”をささげた。“レディ・マドンナ”ののち、ビートルズの1stアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』の冒頭を飾る“アイ・ソウ・ハー・スタンディング・ゼア”で、このスペシャルなイベントは締め括られた。

この日のパフォーマンスは収録されており、後日iTunesにてライヴ・アルバムとして配信される予定となっているそうだ。
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