カニエ・ウェストが新曲“Runaway”用の40分に及ぶ映像作品を制作

カニエ・ウェストが新曲“Runaway”用の40分に及ぶ映像作品を制作

カニエ・ウェストは次のシングルとなる“Runaway”用に制作している40分に及ぶ映画についての詳細を明らかにした。

先月、チェコのプラハで撮影されたこの作品はある神秘的な火の鳥を題材にしていて、自身のキャリアにも触れる内容になっていることをカニエは認めている。

「地球に堕ちてしまった火の鳥がいて、その子と俺はガールフレンドとして付き合うことになるんだよ」とカニエはNYMag誌に語っている。「人々は彼女を差別して扱って、やがて彼女は自分自身に火をつけて、また自分の世界へと戻っていかなきゃならなくなるんだ。火の鳥っていう閃きはここしばらく感じていたものなんだよね。ここんところずっと感じていたものなんだよ」。

さらにカニエはこう続けている。「俺のキャリアについてもなぞっているところがあるんだ。俺は自分で自分のキャリアに去年火炎瓶を投げつけちゃったところがあるからね。どうしてもよりよい人として出直さなきゃならなかったんだよね」。

9月13日に行われたMTVビデオ大賞の授賞式でカニエはこの新曲“Runaway”のライブ演奏を試みていた。昨年の授賞式でカニエは受賞者のテイラー・スウィフトが受賞スピーチをしているところに乱入し、マイクを取り上げてはビヨンセを賞賛し始めるという暴挙を犯した。

映像作品『Runaway』のスニペットはカニエ・ウェストのオフィシャル・ブログで公開されている。また、先週の新曲“Good Friday”とともにこれまで公開した新音源もあらためて同じHPで公開している。

スニペットと新曲群はこちらから→http://kanyewest.com/GOODFridays/


(c) NME.COM / IPC Media 2010
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