選挙活動に“マンマ・ミーア”を使ったデンマークの政党に対して、ABBAが抗議を表明した。
これは極右政党のデンマーク国民党が、バンドの1976年のヒット曲“マンマ・ミーア”を選挙ソングとして採用したもので、ABBA側は訴訟も辞さない構えだったが、同党がこの曲の使用を取りやめたため、これ以上の法的措置を取らないことにした。
デンマーク国民党青年部は、この曲の歌詞の一節を党首のピア・クラスゴーを称える「マンマ・ピア」に変えて使用していたと、BBC は報じている。
ABBAの元シンガー、ベニー・アンダーソンは、デンマーク国民党の政策を支持しているのかという左翼系の圧力団体からの問い合わせに対し、以下のように答えている。「第1に、既存の曲の歌詞を好き勝手に書き換えることは許されない。第2に、ABBAにはこの党を支持するつもりは全くないということをご理解いただきたい」
「ABBAは自らの音楽が政治的な文脈で使われることを決して許さない。この点について、デンマーク国民党に対して申し入れを行った」とアンダーソンは述べている。
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