グラストンベリー・フェスのオーガナイザーであるマイケル・イーヴィスは11年度のヘッドライナーについては、チケットが完売になった時点で明らかにすると語っている。

11年度のグラストンベリーのチケットは10月3日から発売になるが、前売りのための登録手続きは1日で終了する。

これまでのところ、イーヴィスはヘッドライナーについて口を固く閉じてきたが、3アーティストのうちのひとつについては、今年ボノの坐骨ヘルニアの治療のために急遽出演を中止したU2に、来年こそ出ないかと声をかけたことは明らかにしている。

そのU2が出るのか出ないのかについてイーヴィスは「まだわからないんだよ。ただ、当たり前だけど、ぼくたちもいろんなことを仕込んでいるんだよ」とBBCに語っている。

さらにイーヴィスはこう続けている。「今度のヘッドライナーは3アーティストとも、すごく印象的だね。ぼくとしてはあえて、チケットが完売した時点で明らかにしたいんだな。とにかく、来年のヘッドライナーはどれも素晴らしすぎると、それだけは保証できるよ。今年と肩を並べるくらいだね。あるいは、ちょっと上を行くかも」。

すでに75歳になるイーヴィスだが、一緒に運営に関わっている娘エミリーに事業の運営をすべて譲る心の準備はまだできていないと語っている。「あと10年くらいはまだやれるかな」とイーヴィスは説明している。

さらにイーヴィスはこう続けた。「現時点では自分から仕事を手放すつもりはまったくないけど、助けや支えならいくらあってもありがたいからね。エミリーもいずれショーを仕切っていくのにふさわしい器量を備えていくことになると思うよ」。