プライマル・スクリームのキャリアを打ち立てたといってもいい91年の傑作『スクリーマデリカ』が来年リマスタリング再発される予定だが、このリマスタリングにはバンドのみならず、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケヴィン・シールズも参加している。リリースは『スクリーマデリカ』の発売20周年を記念して2011年3月7日を予定している。
再発のうち、特にコレクターズ・エディションはリマスタリングされた音源のCD4枚組と『Live in LA, 1991』というアナログ2枚組のセットになる。また、CDの方には90年のシングル“ローデッド”を手がけ、バンドのブレイクにも大きく貢献したアンディ・ウェザーオールなどによるリミックスのほか、92年のEP『ディキシー・ナーコ』のリマスタリング音源も収録される。
さらにドキュメントDVD『The Making of “Screamadelica”』や50ページ綴りのブックレットもデラックス・エディションには含まれるが、ブックレットには“ローデッド”に誌名をちなんだ男性誌ローデッドの初代編集長で元NMEのスタッフでもあったジェイムス・ブラウンによるエッセイも収録されているとか。
また、プライマル・スクリームの作品には頻繁に関わってきているケヴィン・シールズのリマスタリングへの参加についてボビー・ギレスピーは今回NMEにこう説明している。「サウンドとか周波数についてケヴィンはよくわかってるから、一緒にやってもらえたら楽しいかなと思ったんだよ」。
さらにボビーはこうつけ加えている。「というわけで、ケヴィンとアンドリュー(・イネス)と俺とでマスタリング・ルームへ出かけたわけなんだよ。けどね、ケヴィンっていうのはあまりにも要求することが難しいから、あらゆるリマスタリング・エンジニアが絶対にスタジオで会いたくない人物のひとりなんだよね。そこへ俺たちが入ってきたもんだから、エンジニアのやつとか心臓発作を起こしそうになってたよ」。
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