ビートルズの69年の傑作『アビイ・ロード』のジャケット写真で4人が渡っている有名な横断歩道は環境文化遺産相のジョン・ペンローズから重要文化遺産としての指定を受けた。

ビートルズ・ファンにとっては必須の巡礼地としても有名なこの横断歩道だが、今回グレード2の文化遺産としての指定を受けたことで、国にとって重要な記念物として認められたことになり、保護もこれからは手厚く行われる。横断歩道に対してこのような措置が図られたのはこれが初めてのことだ。

今回の指定を受けてポール・マッカートニーは「素晴らしい1年」を締めくくる「おいしいトッピングみたい」だと形容した。

ペンローズ環境文化遺産相はこう語っている。「ロンドンにあるこの横断歩道は、城郭でも聖堂でもありませんが、1969年の8月のある日に行われた10分ばかりの写真撮影のおかげで、どんな文化遺産にも勝るとも劣らない重要性を持つようになったのです」。

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