今年のイギリスのレコード・ストア・デイ、史上最高の売り上げを記録

今年のイギリスのレコード・ストア・デイ、史上最高の売り上げを記録 - フー・ファイターズ 2011年作 『Medium Rare』フー・ファイターズ 2011年作 『Medium Rare』

4月16日にあたった今年のレコード・ストア・デイはフー・ファイターズやゴリラズのレア・アルバムの売り上げが好調だったこともあって、イギリスでは史上最高の収益をみせたとか。

イギリスのレコードの売り上げを集計しチャートを作成しているオフィシャル・チャーツ・カンパニーの調べによると、今年のレコード・ストア・デイの独立系レコード小売店でのシングル販売実績は昨年の倍を記録し、アルバム・セールスは20パーセント増を記録したという。

アルバムで今年最も好調だったのはフー・ファイターズがリリースしたカバー集の『Medium Rare』で、ゴリラズの新作『The Fall』がこれを激しく追い上げる展開となった。『The Fall』はもともと昨年のアメリカ・ツアー中にデーモン・アルバーンがiPadで制作した新作で、クリスマスにゴリラズのファン・クラブ会員限定でダウンロード配信した作品だ。

シングルではクイーンの“キープ・ユアセルフ・アライヴ”の7インチ・シングル再発とレディオヘッドの新曲“Supercollider”と“The Butcher”のシングルが好調だった。

イギリスのレコード・ストア・デイを切り回したスペンサー・ヒックマンは次のように語っている。「今回のレコード・ストア・デイは圧倒的な成功に終わりました。アーティスト、レコード会社、そして音楽ファン、全員が同じように琴線に触れられたような盛り上がりが今年は見受けられました。1年のうちでも最も重要な音楽イヴェントのひとつとなったように思います」。

今年のレコード・ストア・デイにはおよそ180店の小売店が参加し、250点もの特別リリースがこうした参加店でリリースされた。

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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