ザ・リバティーンズのカール・バラーは自身とピート・ドハーティとの間の関係性の現状からみれば、ザ・リバティーンズとしての将来はないと語っている。
発言は5月11日発売のNMEで行ったもので、そのインタビューでカールはピートとの殴り合いについても言及し、今後バンドとして活動を続けていくには2人の関係性がこじれすぎていると語っている。
「どちらともすごく違った場所にいるんだよね」とカールは語っている。「今はザ・リバティーンズにとってはまずいタイミングなんだよ。俺としては橋の下に通ってる川の水かさが橋より下がったと思ってたんだけど、まだそうじゃなかったのかもしれないよ。これはね、本当に難しいことなんだ。なにか話をする度にいつも水が溢れて決壊しちゃうんだよ」。
さらにカールはこう続ける。「俺は俺たちの傷が癒えてるとは思わないな。傷が本当に癒えたなら、そうしたら、また全部最初からやり直すこともできると思うよ。でも、今は……難しいね」。
取材は写真家のロジャー・サージェントの監督によるリバティーンズの新作ドキュメンタリー『There Are No Innocent Bystanders』のプレミア上映会会場で行われたものだった。
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