先月リーダー格のタイラー・ザ・クリエイターがソロ・デビューを果たした気鋭のヒップホップ集団オッド・フューチャー(OFWGKTA)だが、エミネムはオッド・フューチャーを「領域を広げては物議をかもしている」と評価していて、自身のラッパーとしての原点を見ているようだと語っている。
MTVニュースの取材に応えてエミネムはオッド・フューチャーがネットでアップした音源についてはあらゆるものをチェックしたくなったと語っている。
エミネムはこう語っている。「まだたくさん聴いたわけじゃないんだけど、連中がやってることは全部聴かずにはいられないね。とりあえず、連中が領域を押し広げてて、神経を逆撫でして物議をかもしているのはよく感じ取れると、それがわかるくらいは聴いたし、それって俺にはすごく馴染みのあるものなんだ。特に、俺が出てきた頃とかね」。
エミネムはオッド・フューチャーの作品について自分はれっきとしたファンだと語り、「もう大好きだよ、特にこういうことをやってくれてるっていうところが大好きだね。しかも、こいつら、ライムできるし」と説明している。
エミネムは6月22日にリリースされる盟友ラッパー、ロイス・ダ・5-9とのジョイント・プロジェクト、バッド・ミーツ・イーヴィルの『ヘル:ザ・シークエル』の収録トラック“ファストレーン”のビデオ撮りの現場でオッド・フューチャーへのコメントを語っていた。
NMEの表紙撮影で「俺、ウルフギャング、ゴルフ大好き」と語るタイラーの動画はこちらから→
http://www.nme.com/nme-video/tyler-the-creators-nme-cover-shoot/920342888001
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