アデルが、サード・アルバムについて、カントリーやブルーグラスの影響が前面に出たものになるだろうと語っている。
セカンド・アルバム『21』で英米のアルバム・チャートを総なめにしたアデルだが、次のアルバムはアメリカ南部でレコーディングしたいとの気持ちを明らかにしている。
アデルはザ・サン紙との取材の中で、最近知ったアメリカ音楽の影響について次のように語っている。
「アメリカで長いことツアーを続けていたので、その間にカントリーやロカビリー、ブルーグラスに触れる機会が多かったの。メロディとか、わかりやすい歌詞とか、こういうアメリカの音楽のスタイルには独特の良さがあって、今後はわたしもそういうものを追求していくつもり。テキサス州のオースティンやテネシー州のナッシュビルにも滞在して、こういう音楽について学んでみるつもりなの」
アデルはさらに、これまで触れる機会のなかったアメリカのカントリー・アーティストを数多く発見したことも嬉しかったと語った。
「初めて甘いものを知った4歳の女の子がお菓子屋さんにやってきたような気分よ。新しいアーティストを次々と知っていくと、毎日が驚きの連続よね」
アデルは秋に予定されているイギリス・ツアーの後、サード・アルバムの制作に入るものとみられる。また、タイニー・テンパーやジェイ・Zとそれぞれの新作で共演するとの噂も根強い。
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