メタリカのジェイムス・ヘットフィールド「ルー・リードと演るっていったい何が起きるんだ?って感じだった」

メタリカのジェイムス・ヘットフィールド「ルー・リードと演るっていったい何が起きるんだ?って感じだった」 - メタリカ『デス・マグネティック』メタリカ『デス・マグネティック』

10月31日にコラボレーション・アルバム『Lulu』をリリースするルー・リードとメタリカだが、ルーとメタリカのジェイムス・ヘットフィールドがともにこの作品の経緯について語っている。

もともと『Lulu』という作品はドイツの戯曲家フランク・ヴェーデキントが1913年に運命に放浪されるダンサーについて書いた戯曲『ルル』をルーが音楽的に再構成するというプロジェクトだったのが、ルーとメタリカによるコラボレーション・プロジェクトとなった作品だ。

ジェイムスによれば、もともと今回のコラボレーションはルーがヴェルヴェット・アンダーグラウンド時代に書いた作品でまだ発表されていなものをあらためて録り直すというプロジェクトだったのが、ルーの方から『Lulu』をレコーディングしたいと提案されたのだという。

「ルーと一緒になんかやるというのにはものすごく興味があったよ。大きなクエスチョン・マークが頭の上に浮かんでたからね。『どんな感じになるんだろう?』『なにが起きるんだろう?』ってね。だから、ルーから『Lulu』用の歌詞を一塊送ってもらった時には本当に嬉しかったよ。俺たちとしてもすごく馴染む作風のものだったからなんだ。おかげで、俺も普段の作詞家や歌い手としての役割は忘れて、純粋に音だけを作ることに集中できたんだよ。今回の歌詞はものすごく力強いもので、ある種の雰囲気を持った音像をもう感じさせるものだったんだ。それでラーズと俺とでアコースティック・ギターを持って、真っ白いキャンヴァスに導かれるままに描いていったという感じなんだ。実際、この作品にメタリカとしての判を押してくれと申し出てもらえたということは、これ以上とない贈り物だったよ。で、その通りのことをやったんだよ」

一方、ルーは今回のプロジェクトについてこう語っている。

「『Lulu』に生命を吹き込むにはものすごく洗練されたやり方でやる必要があって、それはロックと最もハードなパワー・ロックを使ってやるやり方で、それをやるにはメタリカでなければだめだったんだよ。これは俺がこれまでやってきたもののなかで最高の出来だと思う。しかも、俺に探せる最高のグループとともに成し遂げたものなんだ。まず、そもそもこれに関わった人間は全員が誠実だった。だから、この作品はまったく純粋なままこの世に生まれた。この現実という領域のなかで、俺たちはこの作品を最大限にまで押し広げてみせたんだよ」

作品は10曲収録するということで、そのうちの4曲のタイトル(“Pumping Blood”“Little Dog”“Mistress Dread”“Junior Dad”)が明らかになっている。


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