先日のサマーソニックにて、約8年ぶりの来日公演を敢行したスウェード。
9月1日(木)発売の「ロッキング・オン10月号」では、バンドのフロントマンであるブレット・アンダーソンのインタヴューに成功している。
ブレットはサマーソニックでのパフォーマンスを「申し分ないライヴだった」と振り返った上で、今回の来日についてだけでなく、バンドの全キャリアやブレット本人の変遷についても赤裸々に語っている。
同インタヴューの中で2003年のバンド解散について話が及ぶと、ブレットは次の様に述懐している。
「僕は、スウェードという遺産を今後残していく上でこの再結成が正しいのかどうかを、すごく意識していた。人々をがっかりさせないためにも、それはすごく重要な点だと思うんだよ。ひとつスウェードが他の再結成したバンドと異なるのは、バンドが落ち目の時に解散したことなんだ。スウェードの最後のアルバムが最も弱いアルバムで、解散時には多くの人が解散に大賛成だったからこそ、戻ってきてもポジティヴなことしか起こりようがないと思ったんだよ」
ブレット・アンダーソンはソロ作の制作にも同時に取り掛かっているが、そのアルバム『ブラック・レインボウズ』は9月26日(月)リリースの予定となっている。