マイケル・ジャクソンは昨年最大の収益を誇った故人セレブリティとなったことをアメリカの経済専門誌ザ・フォーブスが伝えている。
2009年に他界したマイケルだが、ザ・フォーブス誌の調べによるこのリストではここ1年で1億7千万ドル(約127億5千万円)もの収益を上げていて、昨年に続いて1位に輝いている。2010年10月から11年10月までの1年でマイケルの遺産管財団体は売り上げにして2億7500万ドル(約206億2500万円)も稼ぎ出しているが、マイケルの生き様を追ったシルク・ド・ソレイユの公演『Immortal』の貢献も大きかったという。
また、現存するアーティストを含めても、マイケルのこの1年の収益はU2に次いで2位だった。
ほかの故人ではエルヴィス・プレスリーが5500万ドル(約41億2500万円)で2位につけたが、カタログやエルヴィスの敷地だったグレイスランド・メモリアルでの観光収入のほかでは、やはりシルク・ド・ソレイユの『Viva Elvis』公演が大きく貢献したという。
また、ビートルズではジョン・レノンが1200万ドル(約9億円)で5位、ジョージ・ハリスンは600万ドル(約4億5千万円)で13位だった。
なお、マイケルの遺族は今もマイケルの主治医だったコンラッド・マレーとの訴訟が係争中になっている。
