新作『アイム・ウィズ・ユー』を引っ提げてイギリスをツアー中のレッド・ホット・チリ・ペッパーズだが、ヴォーカルのアンソニー・キーディスは自分たちがメインストリームに受けるように音楽を合わせたことはないが、むしろオーディエンスが自分たちの音楽に合わせて趣向を広げてくれたと語っている。アンソニーはデイリー・レコード誌の取材に応えて、バンドがこれまでのキャリアを通して7000万枚以上ものセールスを記録していることについて、バンドがメインストリームで受けるように音を合わせたようなことは1度もないと語っている。「何年もやっていくうちにオーディエンスの方が俺たちに向いてきたと思うんだ。俺たちの方からオーディエンスに向いてるものにしようという決断はしたことがないし、オーディエンスが少しずつ俺たちを俺たちのままの音として受け入れてくれたんだよ。当初の俺たちって、一般大衆が聴くにはあまりにも品がなくて、野放図で、悪趣味なものだとされてたからね」さらにアンソニーは自分たちの活動の息の長さの秘訣として、どのライヴも必ず最後のライヴという気持ちで臨むことだと説明している。「今だってライヴは1回ぽっきりだと、そう感じてやってるよ。俺たちはロックンロール・バンドになろうとか、そんなことは考えたことないんだ。俺たちはいつだって、次の1晩だけライヴをやりたいって考えてきただけで、その気持ちを持ち続けることで俺たちのやってることを生きたものにしてきたんだよ。俺たち人間はみんなそれぞれに知性のあり方が違っているし、自分たちを今ある場所に導いてくれたものに対して俺たちは感謝したいし、そうすることで俺たちもその場所にいられるということなんだよ」
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