ヴァライエティ誌が伝えるところによると、マイケル・ジャクソンの遺産管財団体はハリウッドの映画プロデューサーらとマイケルの伝記映画製作の企画に取りかかっているというが、もし実現してもマイケルの一生のうちのある時期に限定された作品になるという。
1984年の『ゴーストバスターズ』や02年の『キリング・ミー・ソフトリー』で有名な監督アイヴァン・ライトマンが主催する製作会社ザ・モンテチート・ピクチャーズ・カンパニーが現在マイケルの遺産管財団体と交渉を重ねているという。
なお、先頃にはマイケルがボツにしたというライヴ・ドキュメンタリー映像が今月ロンドンのオークションに出品されることが明らかにされている。
映像は1993年の『デンジャラス』ツアーのうちのアルゼンチンでの模様を収録したもの。出品するのはマイケルの元運転手という人物で、オークションを取り仕切るフェイム・ビューロー社は最低入札価格を400万ポンド(約5億1200万円)に設定しているが、さらに値をつけていくものと見込まれている。
ジ・インディペンデント紙が伝えたところによると、匿名の元運転手はマイケルが映像の放映をボツにした後、映像のVHSテープを贈られたと説明しているという。マイケルはドキュメンタリーの出来に不満で、そのため公開や放送も見送られ、製作に関わったスタッフは全員解雇されたという。
また、11月7日にはマイケルの主治医だったコンラッド・マレー医師に対する有罪評決が確定し、マレー医師への刑の宣告が29日に行われる。
フェイム・ビューローが公開したマイケルの未発表ドキュメンタリー映像の一部はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=MrQ_YO_Tjkg&feature=player_embedded
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