エール、来年2月リリースの新作は1902年の映画『月世界旅行』へのサントラとして始まったと語る

エール、来年2月リリースの新作は1902年の映画『月世界旅行』へのサントラとして始まったと語る - 『La Voyage Dans La Lune』『La Voyage Dans La Lune』

エールは2009年の『LOVE 2』以来となる新作『La Voyage Dans La Lune』を来年の2月6日にリリースすると明らかにしている。

『La Voyage Dans La Lune』は、同名の原題を持つ映画で、映画史上初めて物語構造を持った作品として知られるジョルジュ・メリエス監督のよる1902年の映画『月世界旅行』に触発された作品で、16分(映写機のスピードによる)のこのサイレント映画作品へのサントラとして始まったプロジェクトだった。しかし、いったんサントラとして完成させたあと、エールのふたりはそのままフル・アルバムに作り直すことを決意したという。

ヴォーカルにはオー・ルヴォアール・シモーヌやビーチ・ハウスのヴィクトリア・ルグランが参加することになるとか。

新作についてニコラス・ゴダンは次のように語っている。「今度の『月世界旅行』プロジェクトは明らかにぼくたちがこれまでやってきたほとんどの作品よりもオーガニックな作品になってるよね。サウンドそのものをね、メリエスの特撮のような、『手作りでつぎはぎな』感じにしたかったんだよ。すべてが生演奏で、メリエスの作品のように、アートを実際に生きることによってぼくたちのサウンドトラックは活力を得てるんだ」。

メリエスの『月世界旅行』の映像はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=oOzl-AJjXLE&feature=related


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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