「バンドっていうと、協調性のある人なんだなっていう前提があるっつうか。最初からソロだと、なんか孤独そうに見えて嫌だな、とか」(斉藤和義)
「ビートルズはとにかく、ふたり目立ちたがりがいるっつうことで。こっちから見たら、その、常にひとりじゃない感じがいい」(奥田民生)
奥田民生と斉藤和義。日本のロック・シーンを牽引する、ふたりの豪華対談が実現。現在発売中の「bridge70号」の表紙巻頭を飾る。
以前からこのふたりの対談が読みたい、という声が読者から編集部に寄せられており、今回ついに実現した。1歳違いであり、親交も深い両者だが、このふたりが持っている独特の共通点や違いを解き明かす貴重な内容だ。
対談は事前にふたりにアンケートに回答してもらい、それを軸に話が展開する。アンケートの質問は、「初めて会った時の相手の第一印象は?」、「高校時代に対談相手と同級生で一緒にバンドを組んだとします。そのバンド名は?」、「ふたりでバンドを組んだとして、カヴァーしたいビートルズの曲は?」、「日々の生活の中で『孤独』を感じる瞬間とは?」など多岐にわたる。あだ名の話やトイレネタまで、爆笑エピソード満載だが、音楽観や人生観など両者の深い奥義が随所にちりばめられた対談だ。
記事にはふたりの撮りおろし写真も多数掲載する。