吉井和哉「吉井和哉なりの“与作”を作りたい。その片鱗がでてきた」と語る真意は?

吉井和哉「吉井和哉なりの“与作”を作りたい。その片鱗がでてきた」と語る真意は?

「ロックっていうツールを使おうとすると、自分の土俗的な部分が、恥ずかしくなる。それと戦いながら曲を作ってきた訳ですよ」

11月16日に最新ミニアルバム『After The Apples』をリリースし、2月15日には2012年第一弾リリースとして、新曲『煩悩コントロール』をデジタルシングル配信することが決定している吉井和哉。これらの作品について、吉井和哉が思いを語ったロングインタヴューが現在発売中の「bridge70号」に掲載されている。

「“母いすゞ”は、メロディに関しては個性がある訳でもない。だけど言葉と俺の声でこうなるんじゃん、っていうのが分かった」

吉井和哉にとって極めて重要な作品である『After The Apples』。特に3曲目の“母いすゞ”は、吉井和哉の表現の核の部分にあるものだという。吉井和哉が先天的に持っているという土俗性や日本性というものに焦点があてられた今回のインタヴューで、吉井は以下のように現在の心境を語る。

「YOSHII LOVINSONの最初のインタヴューで、吉井和哉なりの“与作”を作りたい、と。その片鱗がやっとここでできてきたような気がする」

「震災があって、自分の中の昭和とか日本的なものが崩れたと思ったんでしょうね、少し。『歌ってもいい。もうおまえが歌え』っていうきっかけにはひとつなってる」

また記事には撮りおろし写真も多数掲載。全14ページにわたる、ここでしか読めない貴重な内容だ。
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