7月に記念碑的なデビュー作2001年の『アイ・ゲット・ウェット~パーティー・一直線!』を再発するアンドリューW.K.だが、パーティーをやめたら自分は死んでしまうだろうと語っている。
かつて大ヒット・シングル"パーティー・一直線!"でパーティーの快楽をつぶさに綴ったアンドリューだが、ガーディアン紙の取材に対して、鮫が泳ぐのをやめるのと死に至ることもあるのと同じように、自分もパーティーに身を費やしていないとろくなことにならないと語っている。
パーティーをやめたら死んでしまうのかという問いに「うん。俺にとってはね。他のみんなはどうか知らないよ」と断ったうえで次のように答えている。
「それは鮫が泳ぐのをやめられないのと同じなんだよ。パーティーをやめてすぐに死んじゃうってことはないと思うよ。でも、パーティーをやめたら、明らかに俺の身体で極端な合併症が生じると思うんだ。それできっと俺も2分くらいで死ぬと思うよ」
また、アンドリューはパーティーをしない時間自体がありえないとも主張している。「たいていの人は、人生には祝福すべき瞬間がいくつかあると言うよね。たとえば、週末の訪れを祝福するという意味で、金曜の夜にはパーティーをするべきなんだよ。あるいは誕生日でも、お正月でもっていうことだよね」
「けれども、毎日生きてるっていうことに喜びを見出せてしようがないってことになったらどうすればいいんだろう? 死んでいない瞬間は一刻残さず常に祝福するべきではないのだろうか? これが俺の原理論であり、毎日パーティーをしてもよいことを証明するのが俺の使命となったんだよ」
なお、『アイ・ゲット・ウェット~パーティー・一直線!』再発のほかにも、アンドリューは2009年の『55 Cadillac』や『ガンダム・ロック』以来となる新作制作に今年はいそしむ予定だという。
(c) NME.COM / IPC Media 2012