6月27日に2010年の『ア・サウザンド・サンズ』に次ぐ新作となる『リヴィング・シングス』をリリースするリンキン・パークだが、この新作について自分たちを「原点に立ち戻った」作品だと語っている。
再びリック・ルービンをプロデューサーに迎えた新作について『NME』に語ったMCのマイク・シノダは初期のニュー・メタルに回帰しているという噂については否定したが、自分たちの原点に戻った作品であるとしている。
例えば、新作はここ数作と較べてギターがヘヴィーに打ち出されているのかという問いにマイクはこう答えている。「それはちょっと間違って伝わった情報なんだけど。俺たちが実際に言ったのは、今度のアルバムは俺たちの原点に戻ってて、もう何年もの間俺たちも追っかけてなかったある感じを捉えた作品になってるっていうことなんだよ。それがヘヴィーなギターに戻っているっていうふうに誤解されたんじゃないのかな。とはいえ、もちろん、ギターはしっかり鳴ってるよ」。
それでは前作『ア・サウザンド・サンズ』のような実験的な作品の文脈は受け継いでいるのかと訊かれてマイクはこう説明している。「強いて言えばね、こういうことなんだよ。つまり、『ミニッツ・トゥ・ミッドナイト』や『ア・サウザンド・サンズ』で俺たちは最初の2枚のアルバムのサウンドからできるだけ遠いところに行こうとしてたんだ。というのも、俺たちはサードもそういうサウンドで作ったら、永遠に同じことを繰り返さなきゃならなくなると思ったからなんだよ。それで全員がこれまでとは違ったサウンドへと気持ちが向かって、『ア・サウザンド・サンズ』に取りかかると、これがまた余計に違ったサウンドへと向かったんだよ」。
ただ、マイクはだからといって今度の作品はバンドがかつてやっていたやり方に戻っていることの表れになっているわけではないと語り、初期の自分たちのサウンドにあった様々な要素を新曲に取り入れることを以前よりもオープンな気持ちで受け入れられるようになったのだと説明している。
「つまり、道具箱にいろいろ道具を詰め込んでいるうちに一体どういう道具が入ってたんだっけって忘れちゃったような感じなんだよ。これまでとは違う音だけに専念するレコードを数枚作ってみたら、また昔の道具を使うのも新鮮に感じるようになったんだ。だから、昔のやり方に戻るっていうこととは絶対に違うんだ。道具箱の中の道具はすでに全部使ったことがあるわけだからね」
新曲“バーン・イット・ダウン”の歌詞つき動画はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=zgEKLhvCCVA
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