ニルヴァーナの『ネヴァーマインド』など数々のロックの名盤を生んだことで知られるロサンジェルスのサウンド・シティ・スタジオのドキュメンタリー作品を製作しているデイヴ・グロールだが、サウンドトラックの方は秋頃にリリースされる運びであることが明らかになってきている。
プロデューサーのブッチ・ヴィグは先週ツイッターでデイヴと元ニルヴァーナのクリス・ノヴォゼリックとスタジオに入っていると明らかにしているが、3人がドキュメンタリー用の音源に取りかかっていることを『NME』に次のように語っている。
「今進行中なんだよ。まだどういう形になるかはわからないんだけど、とりあえずここまでの作業は楽しく進んでるよ。けれどもまだかなり作業が残ってるからあと3か月か4か月の間に終わらせて秋のどこかの時点でミックスと仕上げも終わらせたいんだ」
サウンド・シティ・スタジオはニール・ヤングの『アフター・ザ・コールド・ラッシュ』やフリートウッド・マックの『噂』、あるいはスリップノットの『アイオワ』などの作品が制作されたことで有名。また、スタジオは昨年営業を終了しているが、スタジオのコンソールをデイヴが買い取ったことでも知られている。
ドキュメンタリーにはナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナー、トム・ペティ、スリップノットのコリィ・テイラー、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オムらが出演していると思われている。
また、ブッチは5月16日にガービッジとしての新作『ノット・ユア・カインド・オブ・ピープル』をリリースする。
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