11月19日(水)発売のCUT12月号のバックカバー+中面特集は、舞台「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」。
おまたせしました。初公開のバックカバービジュアルがこちらです!
鈴木拡樹さんが鬼太郎の父を、村井良大さんが水木を演じる──これ以上ない配役に、原作ファンの方も舞台ファンの方も期待を高めていたはず。その期待をますます上振れさせる、そんなビジュアルが到着しました。いかがでしょうか。こうしてふたりが並んだ姿を見ると、運命のような、宿命のような……そんな絆と縁を感じてしまいました。
細部までしっかりこだわり抜かれたこのビジュアル、ぜひお手に取ってご堪能いただきたいです!
そして中面では、ジャケットスタイルでの撮り下ろしフォトもお届け。『ゲゲゲの謎』の世界観を、鬼太郎の父と水木の関係性を感じさせる、静かだけれど温度のある写真になっていますので、インタビューと合わせ、こちらもぜひチェックしてください。
以下、リード文を発売に先駆けて公開します。発売は11月19日(水)。どうぞ楽しみに!
2023年に公開され、大きな反響を呼んだ映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』。戦後日本を舞台に、“鬼太郎の父”と“水木”というふたりの男の運命を辿るこの物語は、ホラーや妖怪譚といった枠組を超え、人間の罪と業、孤独、抗えない闇を真正面から暴いた。その結末は、決してハッピーエンドとは言えない。だが、彼らが守り抜いた約束には、確かな光があった。夢を託したくなる希望があった。闇も光も、容赦なく平等に描ききったからこそ、私たちは彼らの生き様に激しく心を揺さぶられたのだ。
そんな『ゲ謎』が、2026年冬、舞台として甦る。スクリーンに刻まれたふたりの歴史が、あの“情念”が、生身の人間の肉体を通して再び誕生するのだ。演じるのは、鈴木拡樹と村井良大。かつて数々の作品で苦楽を共にしてきた旧知のふたりが、深き縁で繋がった鬼太郎の父と水木として舞台に立つ──物語と現実世界が呼び合うようなキャスティングを聞いた時から必然を感じていたが、取材を通して、その思いは確信となった。このふたりならば、血と宿命に導かれながらも自らの力で未来への願いを託した彼らを顕現してくれるに違いない、と。
年月とキャリアを着実に積み重ねてきたふたりが、今、魂を共鳴させる。舞台の幕が下りる時、私たちは新たな運命に打ちひしがれるのだと思う。そんな予感と期待が高まる、舞台「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」特集をお届けする。(山下茜)
CUT12月号のラインナップは以下の通りです。
佐藤健──決死の情熱
TENBLANK from “Glass Heart”と挑む、新たな「日本発エンタメ」の境地舞台『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』鈴木拡樹×村井良大
魂を共鳴させるふたりの再会。あの“情念”が、舞台で甦る──
『ゲ謎』舞台化に、旧知のふたりはいかに向き合うのか? CUT先行の扮装ビジュアルも。
町田啓太 連続ドラマW 池井戸潤スペシャル『かばん屋の相続』
綾野剛 『星と月は天の穴』
岡田将生 『果てしなきスカーレット』
板垣李光人×中村倫也 『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』
渋谷龍太 『ナイトフラワー』
草川拓弥 『地獄は善意で出来ている』
山中柔太朗 『できても、できなくても』
中沢元紀 舞台『シッダールタ』
庄司浩平
宮野真守
『藤本タツキ 17-26』堀江瞬/花澤香菜
新木宏典
柚香光 ミュージカル『十二国記 ‐月の影 影の海‐』
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
AWARD:トロント国際映画祭/ニューヨーク映画祭
今月のバズマン。~BUZZ OF THE MONTH~ 第124回:杉田 雷麟
菅田将暉と仲野太賀の『夢で逢えたら』
他
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