デヴィッド・ボウイが描いた自画像がイギリスのコーンウォール州ペンザンスで行われたオークションに3点出品され、計6500ポンド(約88万円)で競り落とされた。
自画像は90年代に描かれたもので裏にデヴィッドの署名も入ったものだとか。どれもデヴィッドが『D-ヘッズ』というタイトルの連作として描いたもので、デヴィッドはこの時期、この趣旨の自画像を多数描いている。オークションは先週行われ、ロンドンのコレクターが落札したという。
オークションを開催したデイヴィッド・レイは次のように語っている。「セレブリティという文脈を持ったアートへの人々の関心はいつも拝見していて興味深いですね。文化的なアイコンとしてのデヴィッド・ボウイの定評を考えて、わたしたちはきっと実のあるオークションになると踏んでいたわけですから」
さらにレイは次のように続けている。
「もともと今回の自画像3点は地元セントアイヴスの画商として有名なギリー・ギルバートが遺産として残したもので、故人も自分のコレクションが呼んだ関心を喜んだと思いますよ」
デヴィッド・ボウイは今回のオークションについてはなにもコメントは出していないが、今年の夏には2年ぶりとなる公式コメントを行って話題にもなった。発言はロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で2013年に開催が準備されているデヴィッド・ボウイ回顧展をめぐってのもので、デヴィッドは自身が展覧会には一切関わっていないことを次のようにフェイスブックで指摘した。
「V&A(博物館)で開催予定のデヴィッド・ボウイ展のアナウンスをめぐる報道について触れておくと、ぼくはキュレーターではないし、展覧会に関しては一切関わってないよ。V&Aに対してはデヴィッド・ボウイ・アーカイヴが全面的に素材を提供していて、その中からの素材やデザインの選択についてはすべて博物館のキュレーターが行っているものだから」
また、一部の報道でこの回顧展の趣旨についてデヴィッドが立腹していると伝えられたことについては次のようにコメントしていた。
「なお、親しい友人によれば、ぼくは別に『打ちのめされた』ようにも、『打ちひしがられた』ようにも、『やみくもに憤っている』ようにも見えない、とのことだよ」
(c) NME.COM / IPC Media 2012